インタビュー|中野区中野の内科、胃腸科 サンモールクリニック| 食道がん・胃がん・ピロリ菌
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思い通りにならない病気とどう向き合うか。
それを工夫することが生きがい。
変化に富んだ医師人生を送りたいです
医師という職業はさまざまな人と関わり、さまざまな症例と向き合う職業です。日々進化する医療技術を吸収し、かつ患者さまとお互いに理解を深めながら、一緒に病と向き合っていきたいと願っています。
医師になったきっかけ
さまざまな患者さまや症状と関わる中で生まれるドラマに惹かれ、この道へ
医師は、年齢、性別、性格など、幅広い個性をもった患者さまと関わり、さまざまな症例と向き合わなければなりません。病気が機械のように思い通りにコントロールできないのはもちろん、患者さまとの信頼関係づくりに時間がかかり、治療が進めにくいことも、ときにはあります。
ただ、私は壁にぶつかったとき、何をどのように工夫すれば円滑にコミュニケーションがとれるか、あるいは症状を和らげられるか、その都度、工夫を重ねていくことに生きがいを感じます。人の命を扱う分、責任重大な仕事ではありますが、ドラマチックで生きがいのある人生を送れる、魅力的な職業でもあると思っています。
初めて来院された患者さまへの心がけ
まずは患者さまに敬意を表し、お互いの理解を深めながら、一緒に症状の改善をめざします。
医師と患者さまに上下関係はないと思っていますので、治療方針もこちらが一方的に提示して理解が得られるとは考えていません。初対面の患者さまに対して大切なのは、まずは人として患者さまに敬意を表し、会話の中からこれまでの経過や今の状態を詳しく引き出していくことだと思います。
個性をもったそれぞれの患者さまが私の言葉をどう受け止めるのか、様子を随時うかがいながら、患者さまに伝わる工夫を心がけています。診療を重ねる中で、お互い理解を深めつつ、病気と向き合っていきたいと願っています。
今後力を入れていきたいこと
がんの早期発見・早期治療のために内視鏡検査。
がんの中には、自覚症状が出たときにはすでに進行してしまっているものもありますが、症状が出る前のごく早期の段階で発見できれば、内視鏡(胃カメラ)で切除することが可能です。
たとえば、食道がんは予後の悪い病気の1つですが、早い段階で内視鏡検査を受けていただくことで、前がん病変や、見つけにくいごく早期のがんを発見できます。
少しでも気になることがある方は、一度、内視鏡検査を受診することをおすすめします。
スタッフについて
スタッフ一同、来院された患者さまがより快適に過ごせるよう、気を配っています。
患者さまは何かしら痛みや悩みを抱えていらっしゃるので、少しでも気持ちを和らげていただけるよう心がけています。
当クリニックは人柄のよいスタッフに恵まれていますので、特に指導をしているわけではありませんが、事務作業をコツコツとこなしながらも、患者さまが気持ちよく過ごせる雰囲気づくりには細やかに気遣ってくれています。
スタッフ一同、思いやりを込めて対応いたしますので、お気軽にお越しください。
私のライフワーク
自然に向き合うことと病気に向き合うことの共通点
休日は、釣りに行ったり、大学時代は山岳部に所属していたので、山歩きをしたりして、アウトドアを楽しんでいます。自然は変化に富んでいるので、気分転換になりますね。
釣りでもそうですが、天気、潮の流れや水温など、1つとして同じものがありませんし、自然は何かよくないことが起きても、人がどうにかすることはできません。ですが、そういうものをいかに受け入れて対応するか、そこを工夫するところにおもしろみがあります。
病気も結局は同じで、思い通りにならないものにどう向かうか、それが私のライフワークとつながっているように思います。